過去通関士をしていました。通関士の良いところ、そして悪い所も包み隠さず紹介します。

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「何事も無く」が勝ち

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こんにちは。

たまごんです。

 

貿易業界に携わる仕事をしていると、いろいろなことがあります。

特に注意しなければいけないことの1つとして、「素人とのやり取り」があります。

ここでいう「素人」とは、取引先の担当者や社内の担当が貿易について

素人である場合のことを意味します。

これが厄介なのですよ。ホントに。

説明しても「暖簾に腕押し」!

 

貿易の手続き関連はマニアックな手続きが多く、ある程度先読みが出来ないと

あとあとやり直しになったり、余計な手続きをしてしまうことがあります。

 

だいだいベテランさんであれば、初めてするような手続きであっても

おおよそ先行きの見込みが分かります。

 

例えば、Aという手続きをするためにはBを先にしておかないといけないとか、

Bがという手続きをするのにAも必要というのはいかにもおかしいとか、

過去の経験から、これは例外がありそうとか、はたまたAもBもCもすべて必要とか

自分で考えて、取引先や社内担当に伝えたりすることがあります。

 

でも、伝える相手が「素人」の場合は、伝えたことを理解してもらえず、

おかしな指示や返答がかえってきてしまうことがあります。

 

こういう場合が、面倒な案件になりやすいですね。

わたしはこういうの大嫌いです。

 

一定の共有している常識というものも仕事では必要と思っていますし、

それがまだ無いのなら、身につくまで監視役が教えるべきです。

 

ひまなら教えますが、忙しい時に教えると本当にイライラします。

始めからすべて説明する時間もありませんし、説明しても「暖簾に腕押し」状態の

場合もありますからね。

新入社員は仕方ないですが、それも数か月の間しか通用しないので、

早くそれぞれの業界の最低限の常識を身につけましょうね。

 

「素人」相手には記録を残して身を守る

 

どうしても「納得できず疑わしいが進める」場合は、自分の身の安全を守る為、

後から証拠となるようなものをしっかり残しておきましょう。

 

ややこしい話は電話ではせず、メールで記録を残す等の方法をすると

良いでしょう。

 

後々、問題になってしまったときに、「こういう指示があった」とか

「そのことは説明した」と言える状態を作っておくことが大切です。

 

中には本当に何を説明しても「それでお願いします」としか言わないような

人もいます。

 

説明する側としては「意味を理解していないのでは?」と思ってしまいます。

 

そういう時は、わざと「矛盾するようなこと」を確認したりします。

それでも、「それでお願いします!」というなら、もう知りません。

 

指示どうりに事を進めるしかないですね。

 

ブラックリスト担当者入りです。

要注意の相手です。

 

特に、前任者が急に辞めた時に引継ぎがなされていないような相手はこういうことが

あります。

 

後から揉めたら「記録」を出す!

 

揉め事は必ず後からやってきます。

 

少なくとも私の過去の仕事ではいつも終わった後からやってきました。

 

そして、揉め事が発生したときは、ほぼすべて相手の責任にしようとしてくるものです。

そのときに真顔で「確認しましたけど」と「記録」を出してやりましょう。

 

「何事も無く」が理想の仕事

 

そうはいってもミスはするときもあります。

 

例えばほんの少し「小さな字」で書いていたとしても

見逃せば通関士の責任と言われます。

 

相手は「丸投げ」でも、伝えたことには違いないということです。

だから確認はシッカリとすることです。

 

つまり、「見逃し」をしたら負け。

 

そして、矛盾するような情報がある場合は、しっかりどちらが正しいか「確認」が必要です。

内容にもよりますが、自己判断は極力さけた方が良いでしょう。

 

自己判断する場合はよっぽどの場合のみに限ったほうが賢明です。

「相手に確認」した上で行ったであれば、原因は相手にあることになりますからね。

 

ついつい面倒臭いから「相手に確認」を怠っても負け。

 

こう考えると、通関士の仕事は「何事も無く」が「勝ち」の仕事だなーと思います。

 

こういうことは、社内社外ともにしっかりしておけば安心して仕事ができますよ。

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